50歳目前、休む間もなく次の試験の準備 あなたにも出来る!社労士合格体験記
2007年8月後半、私にとって3回目の社労士試験が終了しました。自己採点では選択式、択一式ともにかなりの高得点が期待できましたが、またもや労一(労務管理その他の労働に関する一般常識)の選択式で基準点不足。合否は科目救済の有無によるため、正式な合格発表までお預けとなりました。ただ、これまで労一が救済科目になることは稀で、しかも出題が社会保険労務士法からだったため、かなり厳しいことは予想されました。
本来ならガックリと落ち込んでしまい、しばらく勉強など忘れたい心境になるところです。ただ私の場合は、11月の行政書士試験が間近に迫っていたため、すぐに頭を切り替えて、追い込みに入らなければなりませんでした。一見無謀なスケジュールですが、落ち込む間もなく次の準備をせざるを得ないため、モチベーションの維持につながる点はプラスです。
とはいっても、46歳から受け始めた行政書士試験も今回で4回目を迎え、40代最後のチャレンジです。いい加減に合格しないと、50代になっても何も始まりません。悪循環を打破するためにも、少し勉強法を変える必要性を感じていました。そこで書店で参考書を立ち読みしていると、早稲田経営出版の「行政書士Success」という月刊誌に目が留まりました。
再受験者に有効な勉強法
初学者の独学は、まず分厚い基本書を押さえる必要があるため、やはり相当な時間がかかります。法律独特の言い回しも、最初はとっつきにくく、どこがポイントなのかもよく分かりません。効率が悪いだけでなく、途中で挫折してしまうことにもなります。多少の出費は覚悟して、資格予備校に通う方が近道なのかもしれません。
ただ、一通りの勉強を終えて、仕事をしながら再受験を目指す者にとっては、短い時間で達成感が得られる教材を使って、独学するのも一つの選択肢だと思います。私が社労士の再受験で、日本法令の月刊誌「社労士V」をペースメーカーに選んだのも、まさにそれが理由です。月刊誌ですので、法改正についての情報も、比較的早く知ることができます。