武装集団の残忍なリーダー:ヴィラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)が「エクスペンダブルズ」たちを包囲、見張りに当たっていた「エクスペンダブルズ」の新メンバーであるビリー(リアム・ヘムズワース)を人質にしてボックスの引き渡しを要求。リーダーのバーニー(シルヴェスター・スタローン)はビリーの命を優先し、ヴィランにボックスを渡すように命じた。しかし、ヴィランはボックスを受け取るや、バーニーたちの目の前でビリーを残虐に殺害してしまう。
かつてない怒りに燃えた「エクスペンダブルズ」たちは復讐を誓い、跡を追う。ヴィランはすでに大量のプルトニウムを掘り出し、それを某国に売り渡している。CIAのチャーチ、さらに伝説のコマンドらも援軍として参戦、バルカンの大地を熱く焦がす激しすぎる(笑)戦いが始まる。
アメリカアクション映画のお約束の塊のような映画で、まずAランクの主人公にはマシンガンをいくら撃たれても弾は当たらないし、死ぬことはないので安心して見ていられる。やはり見どころは、往年のアクションスターが再結集してスクリーン狭しと暴れ回るところにある。
平均年齢56歳を感じさせない激しいアクションが繰り広げられるのを見ていて思ったのは、シニアが元気なこと。今や、先進国では(少子)高齢化はどこでも進んでいる。現在、日本の経済はその高齢者に支えられているようになっている。たとえば60歳以上の世帯の貯蓄は平均で2000万円を超えており、全体の6割を超えているのである。第一生命経済研究所の調べでは、60歳以上の消費支出額は順調な増加が続いており、2011年には100兆円の大台を超えるまでに拡大したようだ。
高齢者層の消費は、時間も購買力もあるという点が特徴的。実際、先日、JR東京駅が大正期の創建当初の外観に復元して全面開業したが、そのときに集まっていた大勢の見物客の大半が高齢者の方々だった。
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