ソフトバンクとイー・アクセス統合でつながりやすさは

ソフトバンクとイー・アクセス統合でつながりやすさは

通信業界の新興勢力として存在感を示してきた2社がついに経営統合に踏み切った--。

10月1日、業界3位のソフトバンクは同4位のイー・アクセスを株式交換により完全子会社化すると発表した。すでに、両社は株式交換契約を結んでおり2013年2月25日をもってイー・アクセスは上場廃止、同月28日にソフトバンク傘下に入る。

両社の契約者数を合わせると3911万人(2012年8月末時点)となり、ソフトバンクグループはKDDI(au)の同3589万人を抜いて携帯電話業界で2位に躍り出る。すでに携帯電話業界は大手3社の寡占率が9割を超えていたが、今回の経営統合でついに3社の独壇場となる。

 「イー・モバイル」ブランドは残したままでの経営統合となり、ソフトバンクはウィルコムを買収したときと同様、人的なリストラは行わない方針だ。イー・アクセスは自社店舗を急増させるなどの中期経営計画を昨年発表しているが「今回の経営統合を機に、ソフトバンクの販売網を利用するなどの見直しも含め今後話し合いをする」(イー・アクセスのエリック・ガン社長)とする。

予兆はいくつかあった。ボーダフォン日本法人買収の際の巨額負債の返済が進んできたソフトバンクはこれまで「有利子負債をゼロにする」と公言していた。しかし。4月に開かれた決算説明会では一転、「必要に応じて投資をしていく」(孫社長)と大きく方針を転換させていた。

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