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弱肉強食時代に勝つ「戦友型夫婦」の潜在力 「ハウス・オブ・カード」の2人が示唆するもの

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現代は、19世紀までは当たり前だった「食うか食われるか」の競争社会が復活しつつある。そう考えると、20世紀の飽食の時代こそが実は特別であり、人間には本質的に「弱肉強食」が宿命づけられているように感じる。

もちろん、人間の場合の「強」や「弱」の定義は虎やサメとは違うから、それは野生の掟というわけではないが、それでも、強くなければ生きる資格はないといえよう。

『ハウス・オブ・カード』の主人公二人は、そういう時代の空気を敏感に察知し、戦いの中に身を置くという選択をしている。そこで勝とうとしている。

今「夫婦でチームを組む」ことのアドバンテージ

そんな二人の採った戦略が、「夫婦でチームを組む」ということなのだ。

なぜかといえば、その方が有利だからである。現代において、夫婦というのは必ずしも「同志」ではない。彼らは「協力し合う」というよりは、便宜的に一緒にいるだけという場合が多い。

それで、夫婦でいることの意味合いが薄れてしまった。結婚している人の割合が減ったのもそのためだ。

『ハウス・オブ・カード』の二人は、そこに目をつけた。彼らは、結婚という制度に「戦うために協力し合う同志」という古くて新しい価値観を復活させた。幸運なことに、今のところそういう夫婦は少ないから、これは大きなアドバンテージになるのである。そこで多くの敵を出し抜ける。ほとんどの夫婦は戦うために協力し合えていないから、そこで戦いを優位に進められる。

今のこの競争の時代をどうやって勝ち抜くかを考えたとき、『ハウス・オブ・カード』の二人の生き方は非常に参考になる。ぼくも、こういう夫婦、あるいはファミリーを築いていきたいと強くインスパイアされた。

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