イトーヨーカ堂改革の成否 パート比率を9割に

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縮小

 メリルリンチ日本証券の青木英彦アナリストは「グループ間の人材交流にまで踏み込んだのは評価できるが、パート比率を上げるだけでは効果は一時的。ただ、社員が減ることで、不採算店の大量閉鎖という荒療治も可能になった」と話す。

高収益のセブン−イレブンの陰で遅れに遅れたヨーカ堂の再建。パート活用が成果を生まなければ、一段の縮小に陥るだけだ。改革のスピードが問われている。

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(週刊東洋経済2012年9月22日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

山川 清弘 「会社四季報オンライン」編集部 編集委員

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やまかわ・きよひろ / Kiyohiro Yamakawa

1967年、東京都生まれ。91年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。東洋経済新報社に入社後、記者として放送、ゼネコン、銀行、コンビニ、旅行など担当。98~99年、英オックスフォード大学に留学(ロイター・フェロー)。『会社四季報プロ500』編集長、『会社四季報』副編集長、『週刊東洋経済プラス』編集長などを経て現職。日本証券アナリスト協会認定アナリスト、日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。著書に『世界のメディア王 マードックの謎』(今井澂氏との共著、東洋経済新報社)、『ホテル御三家 帝国ホテル、オークラ、ニューオータニ』(幻冬舎新書)など。

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