デキる人が相手を評価するときに「しんがり」仕事の経験を重要視します。想定外の困難な事態が起きた時に、対応能力が抜群に高いからです。デキる人は「しんがり」仕事の経験を積むため、DFDNオトコが絶対に取らないある行動をとることがあります。
それはなんと「火中の栗を、ときどき拾う」ことです。
「火中の栗」とは撤退や立て直しが必要な仕事のこと。デキる人たちに話を聞くと、自分のコンディションと相談して時々あえて「火中の栗」の仕事を引き受ける人が多いようです。その理由は次の3つでした。
「火中の栗を拾う」ことで得られるメリット
① 期待値が低い
火中の栗のゲンバで求められるのは、少しでも改善して通常モードに近づけること。期待値はそれほど高くないので、自分の仕事に対する評価をアゲやすい。
② 成長しやすい
火中の栗のゲンバは問題が発生していて、仕事の難易度や負荷が高い。それは自分のスキルや経験を高める機会でもある。
③ 心頭滅却(しんとうめっきゃく)しても火は涼しくならない
火中の栗は、精神論で耐えて頑張っても何も良いことは起きないという、日本の職場が目をそむけがちだけど大切な事実を実体験できる。上司やマネジメントに実態を報告してサポートを得るといった、貴重なマネジメント体験ができる。
たかが歩行、されど歩行。オトコの歩行から思考も行動も透けて見えてきます。通勤や移動の時に、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
デキるフリしたデキないオトコは、目の前の先頭争いに必死。デキる人は、不器用にも見えるけど実は極めて戦略的。歴史の英雄を調べ上げてきたあの小説家も同じようなことを語っていました。
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