――2011年からキャリア教育が必修となり、卒業のための単位に認定されるようになりました。講義時間内に行われるキャリア教育は学生に役立っていると思われますか。
キャリア教育は始まったばかりなので、不十分なことが多くて当たり前だと思う。キャリア教育のための人材が十分ではないし、経済界との連携もこれからといった段階だ。小さく産んで、大きく育てるという精神でキャリア教育を充実させていきたい。
――キャリア教育の関連でインターンシップについてお伺いします。最近、多くの企業がインターンシップを行っていますが、期間が1日のものも多く、本当のインターンシップとは言えません。文科省が企業に対して、インターンシップの日数や受け入れ人数の増加を働き掛けるつもりはありませんか。
インターンシップの実施は大学の自由意志で行うものであって文科省が口出しするものではない。文科省が企業に対してインターンの受け入れを要請するということはしない。
国内では無償のインターンシップがほとんどだが、海外は報酬をもらえるインターンシップもある。国内においても有償、長期などいろいろな形式のインターンシップがあっていいと思う。
また、インターンシップに参加することは有意義だが、学生がエネルギーのすべてをインターンシップに費やしてしまっては意味がない。学生の本分は学業であることを忘れてはならない。
2017年度から新しい奨学金制度がスタート
――最近、奨学金制度についての批判が増えています。学生が安心して勉強し、就活に取り組むには生活の安定が欠かせません。今後、奨学金制度をどのようにしていくのでしょうか。
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