幸いなことにM.Y.さんは、自分自身で目標設定もできるし、実際に勉強を始めることができるなど、行動のスタート地点には自分で立てる方です。
あと必要なのは、行動を継続して成果を出すだけです。そしてそのためには、小さな目標を立て、小さくクリアするということを自分の中で習慣化し、どんどん自分のサイズを上げていくことです。
まずは小さなことから始めよう
朝早く起きる、部屋をきれいなまま保つなど、一見、仕事とは関係のないことでもまずはよいわけです。
なぜならば、そういった自分を取り巻く環境と自分自身に対して気を使えるようになって、初めて周りが見えるようにもなりますし、自分自身を大切にするようになります。
自分自身を大切にしない人は成功なんてできませんし、周りが見えない人も自分にとって適切な環境設定や目標設定ができないものです。
少なくとも、そういった小さな成功体験を重ねることで、できる自分に対して自信を持ち、より大きな目標を達成している自分の姿がよりリアルに想像できるはずです。
「アレができたから、次はコレもできるかな」。そういった気持ちを自然に持てることができればしめたものです。
長い人生ですから、無理に自分のサイズに合わない大きな目標を立てて、勝手に焦ったりあきらめたりする必要はないわけです。それよりも大切なのは、一歩一歩の歩みは小さくとも着実に毎日前進することではないでしょうか。
そしてその積み重ねで、自分自身への自信もセルフイメージもどんどん向上するという、よい循環に入れるはずです。
将来はキャリア関係で本を出版したり、人の相談に乗れるくらい自分自身でも誇れるキャリアを積みたいと思っていたある若者は、大学卒業後の最初の夏にはまだ定職がなく、その時の目標は「周りの人と同じく朝起きて仕事に行く生活がしたい」でした。
それから15年余りが経ち、今の私がいるわけです。皆が皆、ウサギになれるわけではありません。人によってはカメのようなやり方が合う人もいるわけです。自分自身に合った方法で人生を切り開いていく以外に、人生において何かを成し遂げる方法なんてないんじゃないでしょうか。
M.Y.さんが一つひとつ小さな成功を積み重ね、ご自身のサイズをどんどん大きくして、幸せな人生を送られることを応援しております。
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