吉野家株の一部、「売っておいてよかった」 想定外だった円高による牛肉の評価損計上

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3月4日に2016年2月期業績の下方修正を発表した吉野家ホールディングス。その理由は(撮影:今井康一)
この2週間、売買はしなかったというカリスマ投資家。米国大統領選を賑わせているトランプ氏の映画と金融トレーダーが主役の映画を楽しみ、確定申告を行った。相場も徐々に落ち着きを取り戻しているようだ。

 

【2月29日(月)】先週末のNYダウは、57ドル安の1万6639ドルと小幅反落。しかし、日経平均は124円高の1万6313円で寄り付き。さらに上昇し9時29分、276円高まであったが、大引けではまさかの161円安の1万6026円と安値引け。1日の値幅は437円と大きく不安定な値動き。3日続伸とならず。上海総合指数は79ポイント安(2.86%)の2687ポイント。21時、1ドル113円の1円高、1ユーロ123円の1.62円高。今年はうるう年で1日長かったが、2016年に入って2カ月が経過。月日が経つのは早いな。

支払い保険料は少なくしたほうがいい

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【3月1日(火)】午前3時、日経225先物は220円高の1万6150円、NYダウは123ドル安の1万6516ドル。かんぽ生命(7181)は保険料前払い割引を縮小と報道。マイナス金利の影響か? 私は大手生保に12年間勤務していたので簡単に解説しよう。

保険料の払い方には、月払い、半年払い、年払い、一時払い、全納などがある。私が勤務していた保険会社では、前払いするにしても商品によって割引率が違っており、保障性商品は割引率が高く、貯蓄性商品は割引率が低くなっていた。今は少なくなったが、集金扱いだと保険料が高く、口座引き落としは一般的だが、給与天引き制度ができる会社に勤めている方には割引があったりする。

普通預金金利が0.001%とほとんどゼロになった今、余裕資金がある方は、保険料の払い方変更で保険料を少なくすることを検討してみてもいいと思う。支払い保険料が少なくなればその分、金利が付いたこととほぼ同じことになるのだから。日経平均は58円高の1万6085円と小反発。

映画「ホールインマネー!大富豪トランプのアブない遊び」(2014年、イギリス製作)という映画を見た。スコットランドにリゾート開発でゴルフ場の建設を計画する実業家トランプ氏と、自然保護を訴える開発反対住民との対立のドキュメンタリー作品。

感想は、2016年アメリカ大統領選における演説でマスコミが過激な発言のところだけ切り取って何度も報道するので、そのようなイメージがつきすぎているのではないか。また、事業を行う際に反対派はつきものだが、トランプ氏は反対派を論理的に説得する力がある人だと思った。もしトランプ氏が大統領になると、ますます貧富の差が開いてしまうのではないだろうか。2014年の作品ということもあるせいか、選挙演説とは違った実業家としてのトランプ氏が見られる作品となっている。

【3月2日(水)】午前3時、日経225先物は440円高の1万6540円。NYダウは348ドル高の1万6865ドルと大幅続伸。スーパーチューズデーで、民主党のクリントン氏は8州で勝利、共和党のトランプ氏は7州で勝利と報道。米ISM製造業景気指数が改善、2月の米新車販売6.9%増と15年ぶり高水準。昨年12月の利上げの影響はあまりないようだ。NY原油は0.65ドル高の34.40ドル。1ドル114円台前半と円安進み、日経平均は661円高の1万6746円と大幅反発。

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