【2月15日(月)】先週末のNYダウは、313ドル高の1万5973ドルと大幅高。NY原油も3.23ドル高の29.44ドルと大幅上昇。日経平均も1069円高の1万6022円と4日ぶり大幅反発。9日918円安、10日372円安、12日760円安と直近3営業日で日経平均は2051円(12.0%)と大暴落していたので、大幅リバウンドした感じ。昨年の9月9日にも1343円高の1万8770円という日があったが、この時は11営業日後の9月29日には714円安の1万6930円と、1343円の上昇分を消してしまった。空売りの買戻しで大幅高した相場は、結局は下げてしまうということか?
しかし、2月12日の760円安の1万4952円は、目先の底ではないかと見ている。その理由は、前回にいくつか書いた。それに加えて12日は、マイナーSQ(特別清算指数)の影響もあるが出来高を伴い(東証1部出来高47億株、売買代金4.18兆円)下げていて、セリングクライマックスとなる可能性があるから。NY市場はプレジデントデーのため休場。
まさにデイトレ向きの相場
【2月16日(火)】マイナス金利スタート。優待目的保有のワタミ(7522)が69円高の994円と大幅高。11時25分には80円高の1005円を付ける場面があった。ワタミは3月期末の優待内容を変更しており、100株保有で3000円のお食事券が年2回と期末配当10円で、1000円で買っても7%の利回りとなる。空売りもかなり入っており、踏み上げ状態。日経平均は31円高の1万6054円と小幅続伸。
【2月17日(水)】午前3時、日経225先物は170円安の1万5870円。NYダウは222ドル高の1万6196ドルと大幅続伸。サウジアラビア、ロシア、ベネズエラ、カタールの4カ国は、原油増産を凍結と発表。WTI原油先物市場では、1バレル30.66ドルと1.6ドル(5.5%)上昇した。日経平均は218円安の1万5836円と、今年初の3日続伸ならず。
【2月18日(木)】午前3時、日経225先物は410円高の1万6150円と大幅高。NYダウは257ドル高の1万6453ドルと3日続伸。NY原油と、NYダウ反発を好感し、日経平均は360円高の1万6196円と大幅反発。15時15分、日経225先物は500円高の1万6240円。毎日乱高下しているので、今はデイトレ向きな相場であるといえる。
ラオックス(8202)が自己株買いを発表した。2500万株(発行済み株式数の3.7%)を上限として30億円を上限。市場買い付けで、期間は2月18日から6月30日まで。本日の株価は19円高の146円。昨年の7月24日には年初来高値の564円を付けている。30億円を2500万株で割り算すると予算的には1株120円。
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