いま多くの読者に支持されているビジネス書、経済書は何か。3月6~12日のアマゾンの売れ筋ランキングをみていこう。
1位に輝いたのは藤沢久美氏の『最高のリーダーは何もしない』。多くのビジネスリーダーを取材してきた筆者の得た結論は、求められているリーダー像が大きく変化しているということ。かつては即断即決で頼もしさのあるカリスマが典型的なリーダー像だったが、今成功しているリーダーは「内向的で繊細で心配性の人」だという。
2位は『稼ぐ言葉の法則』。「売る力は、人間誰しもが持った、自然な力。その本質は、出会った相手の中に才能を見出し、自分が提供できる価値とつないでいくコミュニケーション能力にあり、それは言葉の使い方で決まる」というのが著者の主張。具体的な言葉の使い方をふんだんに紹介している。
3位は『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』。口だけでなかなか行動できない人、考えすぎて行動にうつせない人は、どうすれば先送り、先延ばしのクセから脱却できるか。著者の独自のノウハウで、10秒で行動に移す方法と不安を消す方法を紹介している。
次ページ以降、194位までのランキングを掲載する。本を選ぶ上での参考にしてほしい。