2月28日から3月5日の1週間でもっとも売れた「ビジネス・経済書」は何か。アマゾンの売れ筋ランキングをお届けする。
首位に返り咲いたのは『稼ぐ言葉の法則』。「売る力は、人間誰しもが持った、自然な力。その本質は、出会った相手の中に才能を見出し、自分が提供できる価値とつないでいくコミュニケーション能力にあり、それは言葉の使い方で決まる」というのが著者の主張。具体的な言葉の使い方をふんだんに紹介しており、多くの読者の共感を得ているようだ。
2位は『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』。発売は昨年7月であり、ロングセラーを続けている。口だけでなかなか行動できない人、考えすぎて行動にうつせない人は、どうすれば先送り、先延ばしのクセから脱却できるか。著者の独自のノウハウで、10秒で行動に移す方法と不安を消す方法を紹介している。
3位は『1日36万円のかばん持ち――三流が一流に変わる40の心得』。武蔵野社長の小山昇氏は、3日で108万円という社長研修を実施している。この研修プログラムは、小山氏の「かばん持ち」をしながら3日間で経営のエッセンスを現場で学ぶというもの。1日36万円という高額な研修費にもかかわらず、多くの社長が列をなしており、70人が1年待ちの状況だという。本書では、その人気研修で何が行われているのか、全貌を公開している。