ディーン・フジオカがブレイクした真の理由 実は女性より「男がホレる男」だった
好きなことへの強烈なこだわりは、経営者、アスリート、アーティストなど、各界スターのそれと同じ。照れたり空気を読んだりするのではなく、正直に話してしまうほうが、かわいらしさや親近感を抱かせて、立場の上下を超えて声をかけられやすくなるものです。
自信を感じる迷いなき自己開示
「自ら正直に話す」という意味で注目すべきは、家族のことを自由に話す姿。いわゆる“イケメン俳優”と呼ばれる人のほとんどは、妻や子どものことを話したがりませんし、ブレイク直後はなおさらですが、ディーンさんは違いました。テレビ局側に「質問NG」を出さず、むしろ「パパなんですよ~」とうれしそうに話しているのです。
ディーンさんは、「2012年に中国系インドネシア人女性と国際結婚をしたこと」「1歳の双子を持つ父親であること」「どんな家族で、どう思っているか」などの質問に全て回答。その対応は「何で隠す必要があるの?」「仕事を見て評価してもらえばいい」とでも言うような清々しさがあり、確固たる自信を感じさせます。
イケメン俳優が「仕事に影響するから家族の話をしない」のに対して、ディーンさんは「仕事に自信があるから家族の話ができる」という考え方。そんな姿勢が俳優にしろビジネスマンにしろ、クライアントに信頼性を感じさせるのではないでしょうか。
人間関係における自己開示は、信頼性を高める第一歩であり、ビジネスマンにとっては自信の表れとなるもの。「仕事に自信がない人ほど、自分のことをはっきり話さない。あいまいなトークでごまかす」傾向があるだけに、みなさんもディーンさんの姿勢は参考になると思います。
また、ディーンさんは自己開示によって、必要以上のアイドル扱いを避けていますし、今後も自由に役を選びやすいなど、自分が望む仕事を引き寄せることにつなげています。実際、各局ドラマ制作スタッフの本音は、「ディーン・フジオカが既婚者でよかった」。“イケメン限定”の役だけでなく、さまざまな役のオファーを考えているようです。
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