最後に、上司自身のキャリアの目標について考えてみてください。
自分自身にも「こうなりたい」と言ったキャリアの目標があるように、
上司にもキャリアの目標があります。
もっと社内で影響力を強めて出世したいとか、いやいや、もうそんな仕事とかいいよ、仕事のポジションはこのままで、もっと家族との時間を増やしたいよ。といった風にそれは人それぞれです。
たとえば、私の上司は、現在35歳の女性で、妊活中です。彼女は、仕事というよりもどちらかというと家族との時間を大切しています。
一方、お子さんがもう自立した50代の女性のシニアマネジャーは、仕事に対して、やる気満々です。
人生のすべてを仕事にささげ、どんな手段を使っても出世しようと考えています。
上司の目指すものを、直接聞いてみよう
この2人を比べてみると、目指しているものの違いが明確にわかります。
これが何かによって、あなたがやるべきことは大きく変わります。
なので、上司の目標はきちんと明らかにしていきましょう。
日々の会話の中で、上司が何を目標にしているのか探っていって、
仮説を立てるのもいいですが、もうね、
仮説とかね、めんどくさいから
思い切って直接聞いちゃいましょう。
人間というものはわりと語りたがりなものです。ミーティングやランチタイムなどに、ちょっと聞くのは恥ずかしいけれど思い切って上司のキャリアの目標、すなわち
上司の夢語り
を聞いてみてください。
これを理解したら、上司の目標の達成のために、あなたが何をするべきかを考えるターンになります。
たとえば、上司が他部署に対して影響力を増やしたいと思っているのなら、自分が積極的にその部署の人脈を増やしていったり……。
こんな風に上司の夢をかなえるためのお手伝いをしていくと、上司の態度がころっとかわります。
おぬしも現金な奴よのう…。
と言ったところで今日も失礼します☆
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