それとは反対に「文章で読む派」の上司は、口頭の説明を耳で聞いても理解できません。
何度も言っても理解してくれない!
というのはその通りです。何度言っても理解してないのです。
このタイプの上司は口頭で説明されたもの、つまりは耳から入ってくる情報についてはあまり注意を払っていないのです。
こんな上司は、文章能力が非常に高い場合があります。驚くような説得力のある文章や、責任の所在を巧みにごまかした非常に日本的な文章を書くのを得意としています。
そして文章能力と同様に、文章からの理解度が非常に高いのです。そのため、このタイプの上司には巻物のような長いメールを書いて、説明してあげてください。
自分の書いたメールが赤ペンで添削される場合が多々あるので要注意です。
マネジメントスタイル=「大ざっぱ」か「細かい」か
次に自分の上司の、マネジメントスタイルについて考えてみてください。
マネジメントスタイルというのは、
大ざっぱな人か
細かい人か
と言ったアレです。
大雑把といっても悪い意味ではありません。
言い換えれば、全体を見て要所要所をおさえていき、すべてを見下ろした高みにいるタイプのことです。
このタイプの上司に、細かいことまで問題を報告していくと非常に嫌がられます。
酷い時には、報告しても無視されます。だって上司も忙しいんだもの…。
こういうタイプの上司には、いちいち報告せず、重要な点だけを伝え、進捗までは伝えず、結果だけを報告しましょう。
次の細かいタイプは、なぜか外資系企業に多い、マイクロマネジメントと言われる人たちです。
この手の上司には進捗の一つひとつを報告しないとブチ切れられます。
そして、一つひとつに文句を、いえ、指示をしてくるので、プレッシャーに弱い人はすぐに潰れてしまいます。
もう、この人は細かいんだ。
という諦観の境地で物事にあたりましょう。
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