なぜ中途入社組は重要な仕事を任されるのか

それは不公平ではなく、当然のことである

中途入社が増え、責任のある仕事が奪われています(写真 :【Tig.】Tokyo image groups / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

いつも熱い言葉に感動しつつ、楽しく記事を拝見しています。
相談させていただきたいのは、最近、会社が大きくなるにつれて中途入社組が増えているのですが、新しい面白そうな業務や責任感のある仕事が、中途入社組に奪われている状態が続いているように感じています。ほかの会社のことはわかりませんが、そもそもこういったことはよくある話なのでしょうか。
また、今いる私としては、どのように対応をしていけばいいのでしょうか。私自身30歳を手前にして、もっと大きな仕事をやってみたいです。
会社員 岡田

中途入社が重要な仕事を任されるのは普通のこと

この連載の過去記事はこちら

中途入社組が重要な仕事を任されるというのは、いたって普通のことです。通常、企業が中途採用をする際には、既存社員の誰かが抜けた穴を埋めるための人員補充的な採用に加えて、既存の社員では手が回らない分野を埋める強化型の採用をするものです。

手が回らない、と一言でいいますが、これは時間的余裕がないということに加えて、自社が現状抱えている社員では能力や経験的に対応ができない状態を指します。

おそらく岡田さんがおっしゃっている面白そうな仕事や責任感のある仕事というのは、後者の分野に属する、つまり既存の社員では対応できかねる分野における仕事に該当するのでしょう。

岡田さんの所属される会社の規模やステージはわかりかねますが、これは会社がベンチャー企業の状態から、徐々に規模も社会的責任も大きくなる過程と考えると、非常によくわかります。

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