ハーバード生が日本旅で発見した「美徳」 インド出身学生が熱烈支持!

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ハーバード生が日本に魅了されるワケとは?
ハーバードビジネススクールで絶大な人気を誇る日本ツアー、ジャパン・トレック。毎年5月に開催され、9日間で京都、広島、箱根、東京とまわるツアーだが、例年100名の予約枠が数分で埋まってしまうほどの人気ぶりだ。なぜハーバードの学生はこれほど日本に魅了されるのか。『ハーバードでいちばん人気の国・日本 』(PHP新書)の著者である佐藤智恵さんが、参加した2年生、サマース・ケジリワルさんに聞く。
※前回記事:なぜハーバード生に「日本旅」が人気なのか?

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佐藤:ケジリワルさんはもともとインド出身ですが、アメリカの大学に留学されてから、ずっとベースはアメリカですね。ハーバードビジネススクールには多くの研修旅行がありますが、その中から、なぜ日本ツアーに参加しようと思ったのでしょうか。

ケジリワル:日本に興味を持っていて、ずっと行きたいと思っていたからです。2年前に日本を旅行した私の両親は、「とにかく素晴らしい国だ」と言っていましたし、インドでもアメリカでも日本に行ったことのある友人は皆、「日本に行ったほうがいいよ」というものですから、どれほどすごい国なのか、見てみたかったのです。

特に彼らが力説していたのは、日本はものすごくきれいで、清潔な国だということ。それから日本人がとても礼儀正しく、親切だということです。世界には、アメリカでも、ヨーロッパでもインドでも、すぐカッとなったり、失礼なふるまいをしたりする人はたくさんいますが、日本にはそんな人はほとんどいない、と聞きました。それを実際に見てみたいと思いました。どうやったら、皆が皆、こんなに優しくなれるのか、不思議に思っていたからです。

それから日本人はとにかく時間に正確だとも聞いていました。日本では何でも「きっちり」進むと。そんなことはインドではありえないので、本当にそんなことが可能なのか、興味がありました。

それでハーバードで日本ツアーが開催されると聞いたとき、これはよい機会だと思い、すぐに応募したのです。

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