10年ぶり大刷新!新しいTOEICの傾向と対策 「使える英語」を試すことに重点

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「何だったかな~?」と記憶をたどりながら話しているときなどは、このような間投詞が通常入るものです。また、言い間違いをしたとき、言葉を探しているときも、言い直したり詰まったりするもの。そんな実際の自然な会話に近い形になります。

チャット形式の会話の内容を問う出題も

「実践的な英語」についても例を見てみましょう。

Terry (15:20)
I'll get there 10 min earlier than we said.
Makiko (15:25) Read
Oh, you too? Same here.
Terry (15:25)
Then we can meet at 15:50 in front of the ticket gate.
Makiko (15:27) Read
Sounds good. There's a clock tower,
so I'll see you there.
Terry (15:30)
Gotcha! See you soon.
What time were Terry and Makiko initially planning to meet?
(A) At 15:20
(B) At 15:30
(C) At 15:50
(D) At 16:00

 

実際に出るであろう問題形式を簡略化し、私がオリジナルで作成したものですが、このような「チャット形式」の問題も出題されるようになります。これまでのTOEIC問題でも、Eメールのやり取りを題材とした長文問題などが出題されていましたが、われわれの現在の生活において増えてきた、このようなテキストメッセージ、チャット形式によるコミュニケーションも出題されるようになります。

上記の問題の会話の訳は以下のとおりです。

テリー:10分早く着きそうだ。
マキコ:私も。
テリー:じゃあ15:50に改札前で会えるね。
マキコ:時計台の下で会いましょう。
テリー:了解! じゃああとで。

 

最後のテリーの 「Gotcha!」 は(実践的な)口語表現で 「了解」くらいの意味です。

そして問題は「もともと何時に会う予定だったのか?」。正解は (D) の16:00となります。

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