丸美屋「のりたま」飽きられず売れ続ける理由

ふりかけ王者は、ここまで徹底的にこだわる

「のりたま」を分解すると6種類の材料になる

年間を通して、日本全国に同じ味を提供し続けるのはとても難しい事である。金澤さん、後藤さんによると、この6種類の材料には、それぞれ丸美屋のこだわりが込められているという。

例えば、材料の1つ「海苔」は、最初20cm四方になっているのだが専用の機械で裁断する事によって細かくカット。のりたまの材料となる。

実は海苔にも「旬」があり、収穫時期によって味が変わるだけでなく、産地によっても味が異なってしまう。そんな海苔の味を常に同じに保つため、日本国内のさまざまな産地から仕入れた海苔をブレンドしている。

大小2種類のたまご顆粒を使う理由

そして、黄色い粒の正体は「たまご」を乾燥させたもの。たまごを塩などの様々な調味料と混ぜた後、乾燥させるとのりたまの小さな黄色い粒が完成する。

大小2種類のたまご顆粒で味わい深さを出す。TBSテレビ『ジョブチューン ★国民的大ヒット食品のヒミツ2時間SP★』は2月13日(土)よる7時から放送。ポッキー(江崎グリコ)、ガリガリ君(赤城乳業)、ポテトチップス(カルビー)などの秘密に迫ります

のりたまでは、このように大小2種類のたまご顆粒を使用しており、味や食感の違いを楽しめるようになっている。「固めで塩が効いている小さいたまご顆粒」と「ふわっとした食感で甘い大きい粒のたまごそぼろ」で、たまごの風味をより感じられるようにしているのだ。

また、たまごも海苔同様に環境・産地により、黄身の色が変わったり味が変化してしまう。こちらも年間を通して味の変化を起こさせないため、様々な産地のたまごをブレンドする事で常に同じ色と味を保つようにしているのだという。

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