日本が「睡眠不足大国」に転落した3つの事情

急速に減少していく日本人の「睡眠時間」

なぜ、日本人は眠らないのか?(写真:tomos/PIXTA)

日本人の睡眠時間は世界的に見ても少ないことをご存じだろうか。経済協力開発機構(OECD)の国際比較調査によると加盟国の中でいちばん短く、アメリカ、フランス、イギリスなど欧米先進諸国と比べても1時間ほど短い“睡眠不足大国”なのだ。 睡眠医学の第一人者である秋田大学医学部教授の三島和夫氏が「日本人が睡眠不足になる理由」について解説する。

日本人が睡眠不足になる3つの理由

働く世代の男女に共通する「睡眠不足になる理由」は大きく分けて3つあります。

①働きすぎ

OECDによる労働時間の国際比較調査でも明らかになっていますが、日本人の労働時間は、年間では減少傾向にあるものの、平日1日あたりの労働時間は増えています。土日に休む分、残業時間が多く、米国やフランスの約3倍という報告もあります。

しかも、長時間労働で睡眠時間が削られ、結果的に生産性が低くなるという皮肉な状況になっています。

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