デザインの見え方を可視化、住友3Mの新サービスに熱視線

人間は人種や性別、年齢などに関係なく、色や文字、顔、カタチ、明暗といった要素から、パッと見たデザインのどこに注目するか、どういう順番で目を移らせていくかなど、だいたい同じような傾向を示す。

これを人間工学と認知心理学の観点から分析するのが「ビジョン・サイエンス」と呼ぶ考え方。3Mグループはこのビジョン・サイエンスを用いて、あるものを見た人の視線を予測する新サービスを編み出した。それが「3M視線予測サービス」である。

新サービスは対象となるサイト(http://www.mmm.com/JP/vas)にパソコンやスマホなどでアクセスすることで利用できる。対象物の画像をアップロードしたうえで、解析をかければ平均すると1分足らずで視線予測の分析ができる。

解析結果は「ヒートマップ」「リージョンマップ」「視線トラッキング・チャート」など4種類の解析項目で表示。効果を数値化することも可能だ。解析結果をレポートとしてダウンロードもできる。現在は英語だが年内には日本語に対応する予定だ。


■ヒートマップ

      

■リージョンマップ

      

■視線トラッキング・チャート


 たとえば、複数のデザイン候補があり、それをこのサービスで測定して比較したうえで、デザインの狙いに近い効果が得られそうなものを最終案として決定する、というような使い方ができそうだ。

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