「職場流行語」が映す、世知辛すぎる現場の声

なぜ普通の職場で「ドローン」が流行った?

第1位 「マイナンバー」

こちらも詳しい説明は不要ですね。2016年1月から運用が始まる「社会保障・税番号制度」のことです。グーグルが発表した「Google検索による流行語ランキング」での大賞はこの「マイナンバー」だったようですが、いったいどのようなときに職場で発せられているのでしょう?

「届くはずの書類が取引先から届かなかったときなどに『おいおい、あそこからの書類、またマイナンバーかよ』なんて言われています」

「うちの部署では上司が『真面目に仕事しないとマイナンバー晒しちゃうからな~!』なんて脅してきます(笑)」

「上司が最近、『大丈夫だ。オレに任せろ! なんならマイナンバーを賭けてもいい!』なんて子どものようなことを言います」

なるほど、2つめなどは冗談にしたって相当危ない発言ですが……、こちらも使われ方は多種多様ですね。制度対応に追われつつも、皆さん何とか理解し、馴染もうとしている様子が伝わってきます。

実はこの「マイナンバー」という言葉、全国有料老人ホーム協会が主催している「シルバー川柳」の今年の入選作にも登場。「マイナンバー ナンマイダーと聴き違え」……。制度に対する国民の不信感はまだ残っていそうですが、はたして来年、制度が本格的に始まることによって私たちの生活・仕事はどのように変わっていくのでしょう。

今年もネガティブワードが目立った…

昨年末、私は「2015年は職場内外を問わず、ポジティブな流行語が使われ、明るく活気のある1年になるように願います」と書いたのですが、今年もまた、ネガティブさを反映する言葉が多くランクインしました。

そしてランキングには入らなかったものの、インパクトのあるこんな「ネガティブ流行語」も寄せられました。

「うちの職場の流行語大賞は『万策尽きた』でした……」

これはなんとも……。目標数字達成のために奔走し、それでもダメだった、という状況が職場で続いてしまったのでしょうか? 来年は明るく、希望のもてる年になりますよう、心から祈念します。

今回が今年最後のコラムです。いつもご愛読いただいているビジネスエリートな皆さま、今年もありがとうございました。「営業部女子課」を来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください!

(構成:坪田塁)

営業部女子課とは、主宰の太田彩子が2009年に立ち上げた、営業女子を応援するためのコミュニティです。女性営業職の活躍を拡げることで、結果男女ともに輝きながら働ける社会創造を目指しています。詳しくはこちらをご覧ください。

 

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