学歴不要!人生は「読書次第」で大きく変わる

カリスマ堀紘一さんが語る

30代になると仕事も忙しくなる。年100冊読もうと思うとちょっと努力が要るが、年50冊ならいけるだろう。30代以降も年50冊を最低ラインとしてほしい。

読書の習慣がない人には、年50冊、100冊の本を読むのは大変なことのように思えるかもしれない。だが、それは未経験者特有の誤解だ。

私のまわりの若い人たちに読書をすすめると、「忙しくて本を読む時間がありません」という答えが返ってくることもあるが、それはヘタな言い訳にすぎない。本を読む時間は、いくらでも生み出せるはずだ。

読書が身に付いていないと、本というものはある程度のまとまった時間を確保して、腰を落ち着けて一気に読むものだと思い込みがちだ。そう考えてしまうから平日は本を読む時間がないように思えるのかもしれない。でも、細切れの時間ならどうだろう。ちゃんと考えてみると、結構時間はあるものだとわかるだろう。

細切れの時間で、本はいくらでも読める。実際、私はいまでも年100冊以上の本を読んでいるが、読書の大半は細切れの時間にしている。

私はどこへいくにも、カバンのなかに2、3冊の本を忍ばせている。そして移動中、細切れの時間を見つけては本を読んでいる。起床後、就寝前、移動中、打ち合わせが始まるまでのちょっとした時間……。1日のなかで本が読めないタイミングを探すのが難しいくらいだ。そういう半端な時間をつなぎ合わせるだけで、読書のための時間をまとめて設けなくても1日20ページくらいは読めてしまう。

あとは週末に少し時間を見つけて本を開くクセをつけておけば、週1冊はラクに読めるから、年50冊の読破なんていとも簡単なのである。

電車でスマホゲームに夢中になったり、無料通話アプリで友達同士のやりとりに没頭したりする暇があったら、その時間を読書にあてるだけでも、本を読む時間は生まれるものだ。

「4:3:3の法則」で読書する

年50冊、100冊といった具体的な数値目標を定めたとしたら、次に設定すべきなのはその中身、どのような本を読むかである

どういう種類の本を読むべきかは、その人の置かれた立場によっても変わってくる。仮にビジネスパーソンの読書を前提にすると、私は「4:3:3」というバランスがよいと思っている。つまり「ビジネス書40%、小説30%、その他30%」ということである。

ビジネスパーソンだから、読書の柱になってくるのはビジネス書だ。しかし、自慢話とサル知恵が詰まったハウツー本はいくら読んでも百害あって一理なし。貴重な時間を浪費するだけで終わる可能性大である。

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