「何か困ったことがあれば、相談にのるよ」
と頼りがいもありそう。そこで「心許して」仕事の打ち合わせの合間に上司に対する愚痴を発してしまいました。当時の上司は仕事に対して厳しい存在。失敗すればキツイ言葉を浴びせてくる一方で、多少の成果を上げても「まだまだ」と褒めてくれません。そこで、
「多少は褒めてくれないとモチベーションの維持ができないかも」
と折れそうな心を吐露しました。すると、先輩は
「きっと、いつか褒めてくれる日が来るから頑張れ。それと、俺は仕事ぶりを高く評価しているぞ」
とうれしい言葉をかけてくれました。本当に頼れる先輩……と思ったのも、つかの間、翌日には上司に呼び出されて
「おい、俺が部下を見る目がないと悪口を吹聴していたらしいな」
と因縁をつけられました。もちろん「そんなこと、一切口にしたことありません」と否定したものの上司は「俺の耳は地獄耳なんだよ」と言い返してきました。どうやら、誰かが上司に告げ口したとしか考えられません。
消去法で考えていくとGさんしか考えられません。どうやら地雷社員に愚痴を話していたようです。一見しただけでは気づかなかったとはいえ、職場で上司に悪い印象を持たれると挽回まで一苦労。本当にまずい対応したと大いなる反省の機会となりました。ただ、あとで振り返ると、
「Aさんは君の仕事ぶりにダメ出ししていたよ」
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