と職場の同僚をおとしめるようなうわさ話を自分にもしていました。ここで気づくべきでした。
さて、このような地雷社員はたいていの職場に生息しています。でも、何でそのような地雷社員ができてしまうのでしょうか? ここで取材したケースを紹介させていただきます。都内にある食品商社に勤務する入社10年目で主任になったばかりのDさんによると、
「言うことは立派だが自分は動かない、仕事を周囲に振りまくる地雷社員がいます」
とのこと。「なんで会社はこんなやつを採ったのだろう」と日々、ため息交じりに、そんなことを思うと嘆いていました。ちなみにDさんだけでなく採用した人事部の嘆きも大きいようです。面接試験ではハキハキして元気がよかったのに、いざ採用してみると職場で文句ばかり。仕事を任せようとすると
「無理です。誰か他の人が適任かと思います」
と逃げまくり、それでも任された仕事は言葉巧みに周囲に対して振りまくり。
「ひとりじゃできないので、教えてください」
と聞いてきたはずが「一緒にやりましょう」と声がかかり、いつの間にか共同で仕事をする羽目に。さらに「お願い」「自分は無理」と気がつくと丸投げされてしまう。まさに毒牙にかかってしまうのです。
これは困ったと「あなたも仕事やってください」と言い返しても、やれない・できないの倍返し。仕事ひとつ頼むのにもとんだひと苦労。そのうちあきらめてその仕事を最後までさせられる羽目に。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら