それだけ多くの病院で検査を受けられたのに、幸子さんは鬱などの精神疾患とは診断されてないのですね。実際過呼吸(症候群)は、強い不安感や精神的なショックやストレス、緊張感、そしてその症状への不安感で繰り返すという悪循環が、原因の一つにあるそうですね。
義母が鬱だと疑うその症状も、家族の対応次第で良くもなり悪くもなるそうですから、幸子さんと義母を離すのは、リツコ様が仰るように、緊急問題ですね。
愛される実感なく育った、幸子さんのトラウマ
実際、お友達と楽しく遊べたり、家族が揃えば楽しく食事ができるのですから、(あくまでご相談文の情報にのみ依拠した推測ですが)幸子さんの不調の原因は、その祖母が原因の一つである可能性は大きいですね。通院が必要な鬱の人は、このようなことができないのですから。
過呼吸で倒れるまででない健康な人でも、身内のことを繰り返し罵倒されると不愉快なものですし、それを成長期に経験した人は、トラウマとなる場合が多いです。まして幸子さんの場合は(事情があったにせよ)6歳で実母と引き裂かれました。以来母親のことを罵倒され続け、その遺伝で自分も鬱のような症状を出すと言われ続けてきました。
よほどの鈍感者でない限り、心身に不調をきたしますよね。当時の彼女は可哀想なことに、母親が一番必要なわずか6歳だったのですから。
(10年も前に縁が無くなった)そんな可哀想な幸子さんの実母を、現在進行形で罵倒し続ける義母の執念深さは異常です。この人が「幸子は自分が何とかする」と言って、何とかできるものではありません。症状は悪化するだけです。そして義母の幸子さんへの愛は、歪んでいます。むしろ意地か執着の変形版です。幸子さんは気の毒なことに、誰からも愛されているという実感を持てずに、多感なこの10年間を過ごしてきたことになります。本当に気の毒です。
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