「ASIMOは必ず商品化する」--ホンダの開発者がロボットの事業化に意欲

「ASIMOは必ず商品化する」--ホンダの開発者がロボットの事業化に意欲

7月21日、東京・青山のホンダ本社で新型「ASIMO」が初めて一般公開された。ASIMOは紙コップにジュースを注いだり、サッカーボールを蹴るといったパフォーマンスを披露。時速9キロメートルでの走行やバック走行、片足ジャンプ(ケンケン)なども行い、観客を沸かせた。

ASIMOは、ホンダが2000年から公開しているヒューマノイドロボット。前回からは4年半ぶりの刷新で、昨年11月にメディア向けに発表されていた。『「自動」から「自律」へ』をキーワードとして、自律行動制御技術を新たに搭載。人の歩く方向を予測してぶつからないように歩いたり、3人が同時に発する言葉を聞き分けることができるようになった。併せて身体能力や作業機能を向上させ、「人がASIMOに合わせるのではなく、ASIMOが人に合わせる」(本田技術研究所・基礎技術研究センターの重見聡史・主任研究員)ことを目指した。

なぜホンダがロボットを開発するのか。その疑問に対し重見研究員は「ホンダは人が使う機械を作る会社。その機械を使ったときに人がどう感じるか、それを追求するためにヒューマノイド研究をしている」と答える。源流にあるのが、「技術は人に奉仕するためにある」という創業者・本田宗一郎氏の言葉だ。

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