「ASIMOは必ず商品化する」--ホンダの開発者がロボットの事業化に意欲
また重見研究員は東洋経済の取材に対し、ASIMOの事業化に強い意欲を示した。「ASIMOの商品化は必ず実現する。周りからは早いと言われるが、むしろ開発陣は(事業化に)一気呵成に取り組んでいる」(同氏)。
現時点では、博物館や空港における案内役など、公共の場での利用を想定する。そのためにASIMOに対し、人との共存を可能にする技術や機能をさらに追加する考え。現在、ホンダでは、福島第1原発の事故に伴う東京電力の要請を受け、ASIMOの技術を応用した「作業アームロボット」も開発中。ホンダのロボット事業の具体化は、それほど遠い時期ではなさそうだ。
(写真は昨年11月に先行公開された新型ASIMO)
(並木 厚憲、撮影:風間仁一郎 =東洋経済オンライン)
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