名門高校"伝説の授業"を見学して分かった「受かる子」と「落ちる子」の試験開始2分の差
しかし辻先生のアプローチは真逆です。最初はざっくり全体像を把握し、問題を解きながら何度も読み返す。だからこそ最初の2分間に、「全体を一周する」訓練が必要なのです。
この読解法は、何も古文に限った話ではありません。現代文でも、英語の長文でも、最初に全体像を把握してから細部に入るというアプローチは、読解の王道戦略と言えます。
実際、東大に合格した生徒たちを見ていると、この方法で読解を乗り越えてきた人が非常に多い。彼らは決して「一字一句を丁寧に読む」ことに時間をかけません。まず「この文章は何を言おうとしているのか」を素早く掴み、そのうえで必要な箇所を繰り返し確認する……そういうアプローチをとっているのです。そしてそういうアプローチを磨くための訓練を、普段の読解から実行しているわけです。
まとめ:「完璧な一読」を目指すのをやめてみよう
辻孝宗先生の授業から学べる本質は、こうまとめられます。
「最初の2分間で全体像を掴み、5〜6回読み返す前提で問題に向かう」
「速読しなければ」という焦りを持ちながら文章を読むよりも、「ざっくり全体像を掴んでから、繰り返し読む」という戦略の方が、結果的に速く、正確に解ける。
国語が苦手な人も、ぜひ一度試してみてください。最初は慣れないかもしれませんが、繰り返しトレーニングすることで、必ず「全体を俯瞰する目」が養われていきます。
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