令和に残る財閥の"地雷" 『三菱・三井・住友』 三大財閥の「社風と接待」見えない掟

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(写真:まちゃー/PIXTA)
新年度、新たな環境で「三菱・三井・住友」の旧財閥系企業と接点を持つ機会は多い。だが、そこには令和の今も独自の不文律が息づきます。本稿では、『教養としての三菱・三井・住友』より一部抜粋のうえ、500人の証言から見えた、社名に財閥を冠さない有力企業の正体と、組織に刻まれたDNAをご紹介します。

500人の証言が暴く「現代の財閥」のリアル

新年度入りとなるこの季節、就職や転職で新しい環境に飛び込んだり、新しい部署で新規プロジェクトに挑戦したりするビジネスパーソンは多いだろう。営業系であれば、取引先開拓などで「旧財閥系」とも言われる三菱・三井・住友グループの企業と接点を持つ機会も増えるはずだ。

そんなビジネスの現場に、こんな「見えない地雷」が潜んでいるのをご存じだろうか。

「住友系の企業の接待で、うっかりキリンビールを注文してしまい、場の空気が一瞬で“やらかした”感じに変わった」

これは決して昭和の時代の笑い話や、都市伝説の類ではない。たかがビール、されどビール。日本のビジネス界には、いまだに「三菱系はキリンビール」「三井系はサッポロビール」「住友系はアサヒビール」という、知らなかったでは済まされない不文律が厳然と存在しているのだ。

こうした話は単なるうわさ話や、盛り過ぎの話ではない。3グループと仕事で関わりがある、あるいは自身がグループ企業に所属しているビジネスパーソン500名を対象にアンケートを実施したところ、その結果は驚くべきものだった。

令和の今になっても、ビジネスの現場では財閥時代から根付く3グループの社風やDNAが色濃く生き続けていることが明らかになったのだ。

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