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なぜ「スマートシュリンク」は地方で本格化したか。人口減少を受け入れる「賢く縮む」構想、否定していた10年前との違い

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日本の人口のイメージ画像
(写真:metamorworks/PIXTA)

私は、10年ほど前から「スマートシュリンク(賢く縮む)」という考え方を唱えている。

8人の経済学者が輪番でお届けする『週刊東洋経済』の看板コラム。【水曜日更新】

これは、人口が減っても人々のウェルビーイング(身体的、精神的、社会的によい状態にあること)を高められる経済社会を目指すものだ。厳しい人口減少にさらされている地域にとって特に重要な考え方である。

しかしこの考え方は、当初はあまり評判がよくなかった。「少子化対策を諦めるのか」「シュリンクという言葉が後ろ向きだ」「首長選挙でこれをスローガンとして掲げたら落選してしまう」などと言われたものだ。

関心を示す人が多くなった事情

ところが、ここ数年で多くの人がこの考え方に関心を示すようになってきた。私自身、マスコミからの取材を受けることが増えている。まったく隔世の感がある。

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