(写真:iLand/PIXTA)
川下に十分に水が行き渡っていないとき、川上からもっと多くの水を流そうとすることは、真っ先に考えられる戦略だ。しかし、川がどこかでせき止められていたり、目詰まりを起こしていたりすると、それだけでは不十分だ。むしろ周辺に洪水を起こすなど、マイナスに働く場合もある。
有効活用される道筋がしっかりつけられているかが重要
経済成長を促すための政府の資金提供も、似たような側面を持つ。総額として大きな政府資金が投入されても、現場での実際の活動促進につながらないと、結果的に経済全体にマイナスの影響を及ぼしかねない。
今、高市早苗政権の下で、急ピッチで成長戦略の策定が進んでいる。が、総額としてどの分野にどれだけの資金を投入するかというマクロ的な視点だけではなく、有効に活用される道筋がしっかりつけられているかも重要になる。
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