名門高校"伝説の授業"を見学して分かった「受かる子」と「落ちる子」の試験開始2分の差
「リード文を読めば、大体どんな話なのかはわかる。どんな登場人物が出てきて、どんな展開になっているのかは、ざっくり理解できるはず。『ああ、小納言という人が恋をするけれどうまくいかない話なんだな』ということは、2分あればわかるよね」
そう言われると、確かにそうかもしれません。細部を完全に理解しなくても、物語の「骨格」を掴むことはできるのです。
「5〜6回読み返す前提」で、最初はざっくり読む
しかし、そんなざっくりした理解で本当に問題は解けるのでしょうか?先生は、生徒にこう指導しています。
「もちろん、最初の一回だけざっくり読んだだけで問題は解けないだろう。でも、それでいい。先生である自分も、一回だけ読んで解けるなんてことはあり得ない。古文の問題を解くとき、5〜6回は見返す。逆に言えば、5〜6回読み返す前提で、最初の一回はざっくり読んでいけばいい。逆にその一回で、全体像を掴まなければならないんだ」
これは非常に重要な発想の転換です。多くの受験生は「一度で完璧に理解しなければならない」というプレッシャーを抱えながら文章を読みます。だからこそ、読むスピードが上がらず、かえって時間を無駄にしてしまう。



















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