2027年春に卒業予定の大学生向けの会社説明会が3月に解禁され、就職活動が本格化している。人手不足を背景に企業の採用意欲は引き続き強く、学生優位の「売り手市場」が続く。
就職活動の早期化が強まっており、実務型インターンシップの拡大によって、学生が早い段階で企業と接点を持つようになった。企業側にとっては、就活初期にいかに学生との接点を築けるかが、人気を左右する重要な要素になっている。
今年の就活生はどんな企業に注目しているのか。文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所が実施している「就職ブランドランキング調査」から、就活生の関心が高い企業をランキング形式でまとめた。
調査対象者は、就職サイト「ブンナビ!」に登録する現在就活中(2027年春卒業予定)の大学生や大学院生。調査期間は2025年10月1日から2026年3月15日までで、回答者は1万9071人、総得票数は5万9745票だった。「前半」とあるのは、同調査が就活フェーズにあわせて複数回実施されているからだ。
具体的には、3年生の4月から9月の「早期」、10月から3月中旬の「前半」、3月中旬以降から4年生の6月末の「後半」の3回。あこがれやイメージが先行しやすい「早期」、インターンシップなどを経て企業理解が深まる「前半」、実際の会社説明会や面接、内定を経たあとにふりかえる「後半」と分けることで、就活生の志望動向の変化が見える。
総合商社と金融業界の人気が続く
1位は伊藤忠商事だった。これで7年連続の首位となる。属性別に見ても男子1位、女子1位、文系1位、理系2位と幅広い支持を集めており、就活生からの人気の強さが際立つ。
総合商社への注目は今年も高い。トップ20には伊藤忠商事のほか、丸紅(6位)、住友商事(7位)、三菱商事(12位)、三井物産(18位)が入り、5社がランクインした。グローバルに働ける環境や高待遇に加え、脱炭素やDXなど新領域への挑戦、若手のうちから大きな仕事を任されやすい点が評価されているという。





















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