東京23区で暮らせる年収はいくら?新築マンション1億超え・家賃も上がる時代の生存戦略

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ここからは一定の基準で検討するために、都内の一例として高円寺駅で「築年数30年以内」の市場家賃相場を前提に話を進めよう。

20㎡のアパートだと家賃は6万円を超える。額面年収の3割を家賃の上限と考えると、年間家賃72万円を3割で割って240万円となり、年収は最低でも240万円が必要になる。

月20万円の収入を稼ぐには、東京都の最低時給1226円で8時間労働を20日行うと、月に約20万円になる。月160時間働かないと家賃を払えないとなると、学生生活との両立には仕送りが必要になるだろう。

家賃6万円と同額を35年の住宅ローンで支払うと、単純計算で2520万円になる。ただし、この価格では同様の立地でワンルームマンションは買えない。このため、賃貸の一択となる。

同じく高円寺では、25㎡で家賃8万円となり、年収は最低320万円必要となる。大卒初任給では何かと入り用な引っ越し直後には、家賃補助が欲しいところだ。

年収別の家賃シミュレーション

高円寺での「面積・家賃・年収」の関係をまとめると、以下のようになる。

30㎡:10万円/年収400万円

35㎡:12万円/年収480万円

40㎡:14万円/年収560万円

同棲や結婚など、2人暮らしだと1人あたりの家賃負担は下がる。20〜25㎡の単身向きよりも選びやすい市場環境なので、一考に値する。

50㎡:18万円/年収720万円

65㎡:24万円/年収960万円

50㎡の家賃と同額のローン返済なら総額7560万円になる。単純計算で7000万円の分譲マンションが買える。同様に、65㎡の家賃と同額のローン返済なら1億円を超えるので、億ションを検討できる。

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