65㎡のファミリータイプの中古マンションなら、この付近で8000万円くらいから買える。ということは、管理費・修繕積立金などの維持費をいったん除きローン返済額だけで見れば、家賃よりも2割程度は支払い額を抑えられることになる。今なら資産がインフレして資産形成も可能だと考えられる。
住宅ローンの変動金利が1%だとして、都区部のマンション価格のインフレ率がコンスタントに8%あると仮定すると、購入すれば5年後の売却時には40%の価格上昇が期待できる。8000万円の40%は3200万円となる。
この5年間に家賃を払ったとすると、その合計金額は24万円×60カ月で1440万円になる。つまり、賃貸なら家賃を1440万円払っていた間に、資産は3200万円上昇しているので、売却後は4640万円の差が出る。
仲介手数料や固定資産税を払っても800万円ほどだとすると、3800万円の資産格差を生んでいることになる。
ただし、資産インフレ率が8%だとすると、自分の年収をこれ以上のペースで上げるのはかなり大変である。ということは、購入時期を遅らせると、面積が小さくなっていき、購入自体できなくなることも頭に入れておく必要がある。
資産性が担保された戸建住宅も選択肢
同じく高円寺駅で新築分譲戸建は、70㎡台で駅から徒歩15分以上となるが、7000万円程度で買える。50㎡の家賃(18万円)を払っている世帯なら、同額程度の毎月支払いで家を持てることになる。
築1年でおおよそ売却価値が100万円下がるとすると、築20年の物件があれば5000万円程度になっている。しかし、50㎡の家賃(18万円)は年間216万円かかるので、半額になったも同然ということになる。
築20年経過後の資産価値は落ちにくいので、住宅性能がよいものであればお買い得になる。中古なら、面積を100㎡超にしても9000万円ほどで買える。建物価値がこれ以上落ちにくいことを考えると、資産性が担保された持ち家はよい選択肢になるだろう。


















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