カギは"気温差7℃"「寒暖差疲労」を防ぐ暮らし術――ポイントは「気象情報を自分の生活に落とし込む」ことだった【専門家が解説】

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

今の時期は脱衣場が冷えているので、あらかじめ温めておき、かけ湯をしてから浴槽に入るようにしましょう。

もう1つ大事なのが運動です。寒い時期は運動不足になりがちですが、室内でのストレッチや軽い体操をすることで、適度に交感神経が活性化されます。寒暖差という負荷がかかったときに自律神経が疲労するというリスクが防げます。

大事なのは「規則正しい生活」

最後にまた自律神経系の話に戻ります。

この精密なシステムは、約24時間を1周期とする概日リズムに乗って、交感神経と副交感神経が交代で働き続けています。この規則的なリズムを乱してしまうと、体調も崩れやすくなります。

というわけで、この概日リズムを守る時間的に規則正しい生活が、自律神経を元気に保つために非常に大切なのです。

概日リズムとして代表的なのが、決まった起床・就寝時刻、適切な睡眠時間(個人差はありますが、7時間程度)、決まった時刻の食事です。実際の生活では、仕事、子育て、介護などがあるため時刻どおりにいかず、規則性が破られ、自律神経に負荷がかかりやすいです。

それでも意識して規則正しい生活を心がけることが、自律神経の負荷を少しでも減らし、寒暖差疲労をはじめとする自律神経のトラブル回避につながることを、覚えていていただければと思います。

鷲崎 一成 医師・医学博士・気象予報士

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

わしざき かずしげ / Kazushige Washizaki

1959年、東京生まれ、東京大学卒。東大病院、米国NIH、横浜労災病院、順和会山王病院、国際医療福祉大学を経て現在ナビタスクリニック川崎勤務。日本神経学会専門医。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事