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「ランチ拒絶」でも「報連相」は完璧。上司が戸惑う、若手の"2つのコミュニケーション"の境界線

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  • 日沖 健 経営コンサルタント
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以上から、新人・若手とのコミュニケーションについて、マネジャーは次の4点を注意するとよいでしょう。

① 新人・若手の多様性を理解する

最近の新人・若手は、井川さんのように2つを明確に区分し、目的型コミュニケーションを嫌う、とよく言われます。しかし、明確に区分しなかったり、目的型コミュニケーションを歓迎したりする人もいます。「最近の若者はこうだ」と決めつけて一律にマネジメントするのは危険です。

② コミュニケーションを分けて対応する

井川さんのように「コミュ力が高い」という人でも、手段型と目的型の両方のコミュニケーションが得意・好きとは限りません。「コミュニケーション」と一括りせず、2種類に分けて対応しましょう。

③ 手段型コミュニケーションは厳しく指導する

手段型コミュニケーションは、職場運営の基本中の基本です。そして、マネジャーの指導によって、大きくレベルアップさせることができます。「誰でも不得意なことはあるから」などと妥協せず、新人・若手を厳しく指導する必要があります。

経営陣の意識改革も必要

④ 目的型コミュニケーションは個別に対応する

目的型コミュニケーションによってモチベーションが上がることもあれば、下がることもあります。目的型コミュニケーションについては、一律に強要せず、個別の要望に沿って対応するべきです。

ただし、経営者・人事部門が「最近の若者はこうだ」と決めつけ、コミュニケーション改善のための施策を全社一律で導入するということがあります。これは、現場のマネジャーにとってどうしようもない状況です。まず必要なのは、経営者・人事部門がコミュニケーションに関する認識を改めることかもしれません。

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