「ランチ拒絶」でも「報連相」は完璧。上司が戸惑う、若手の"2つのコミュニケーション"の境界線
逆に、まだ戦力化していない新人・若手に対して、働きやすく、成長できる職場環境を提供できていないことを反省する弁がありました。
「期待通り成長しない新人が一定割合いますが、本人のせいではないでしょう。直属の上司やマネジャーがアップアップの状態で、十分に教育し、ケアし、成果確認をしてあげられないのが、大きな原因です。とくに地方の支店・営業所に配属された新人・若手は、育成の環境が整っておらず、申し訳なく思います」(金融・人事部門)
無意味なコミュニケーションはちょっと…
このように、大きなトラブルもなく順調に成長し、活躍する新人・若手。という中で一つ気になったのが、新人・若手とのコミュニケーションについてマネジャーが抱いている違和感です。
近年、就活でコミュ力の重要性が強調されるようになり、大学や就活生が対策を進めた結果、「新人・若手のコミュ力は着実に上がっています」(輸送機・製造部門)。
ただ今回、多くの回答者が「新人が何を考えているかわからない」(サービス・営業部門)、「コミュニケーションを深められない」(電機・開発部門)など、新人・若手とのコミュニケーションの難しさを吐露していました。
中でも筆者が印象に残ったのが、エンジニアリング会社・業務部門の松田さん(仮名)の体験です。
昨年、松田さんの職場に、新人の井川さん(仮名)が配属されました。井川さんは明朗快活な性格で、すぐに先輩社員と良好な関係を築き、職場に溶け込みました。報連相もしっかりしており、職場では「コミュ力の高い新人だね」と高く評価されました。
6月のある日、松田さんは、井川さんに「たまには外にランチを食べに行こうか」と誘いました。井川さんは、一瞬考えて「ちょっとお腹の調子が悪いので、今日は遠慮します。すみません」と返事しました。翌月、再びランチに誘いましたが、やはり同じ返事でした。


















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