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外国人・移民問題「放置すればフランスのようになる」は本当か、理想を掲げて本気で取り組んだが挫折した仏独

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  • 安部 雅延 国際ジャーナリスト(フランス在住)
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同時に米英加豪の英語圏が支配的なインターナショナルスクールでは、日本社会との共生は難しい。今後はインターナショナルスクールに欠けている日本語能力、日本の歴史文化の学び、社会慣習や公共心の教育を補うことだ。

それに授業料が高額のインターナショナルスクールに誰もが通えるわけではない。さらに今の日本のインターナショナルスクールは中国人生徒であふれている。

外国人子女への適応教育も必要

しかし、そんな形で増加する欧米一本やりの日本のインターナショナルスクールでは、日本の国際化につながらないし、外国人との共生も進まない。

そこで日本の教育機関も日本の教育で強みを持つ基礎学力を保ちながら、インターで奨励される探求型学習、さらには日本の社会規範にあるような公衆道徳と人格教育を織り込んだ教育が求められている。また、入ってくる外国人子女の適応教育も必要だ。

結局、外国人の2世、3世を孤立させず、価値観を強要しない日本独自の同化政策を維持しつつも、日本語、日本語の歴史と文化、社会ルールを学んでもらい、共生のプラス面も引き出す政府と自治体、学校運営者の本腰を入れた教育への取り組みが欧米の二の舞を避ける成功例を生むことになると筆者は考えている。

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