C型肝炎を患い、4年間闘病。これが起業のきっかけです--森正文・一休社長(第2回)

--今、その100万円はいくらになっているんですか。

だいたい3000万円くらいですかね。200万円出してくれて(持ち株を)最高値で売った人は5億円になったのかな。宝くじと同じですから、会社を辞めたりして人生狂っちゃったかもしれません。僕のせいです(笑)。

一方、いまだに会社を辞めず1株も売ってない人もいます。何で売らないのか聞いたことがあるんですが、「そっちはジェットコースターみたいな人生でこっちは固い人生。もともと儲けようと思って出資したわけじゃないし、配当が毎年投資した分戻ってくるだけありがたいから好きにやってよ」と言われました。
 
 株を持っていることも悟られず会社の中でコツコツと仕事をし、派手に遊ぶわけでもなく配当は家族旅行に使う。僕は会社を辞めて起業したし、何が幸せかは各個人にしかわかりませんが、彼のような生き方がいちばん正しい生き方なんじゃないかなって思ったりもします。


もり・まさぶみ
 1962年東京都生まれ。上智大学法学部卒業後、日本生命に入社。運用部門に所属。98年5月日本生命を退社。同年7月株式会社一休を設立し、代表取締役社長に就任。2000年に立ち上げた高級ホテル・高級旅館宿泊予約サイト「一休.com」は、263万人(2012年3月末時点)にまで成長。(撮影:梅谷秀司)

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • 最新の週刊東洋経済
  • 最強組織のつくり方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「氷河期」を救え!<br>どこまで進む?就労支援

バブル崩壊後の不況期に学校を卒業し、就職難に苦しんできた「氷河期」世代。彼らをめぐる状況が変わり始めています。政府は650億円を投じ就労支援を開始、中小企業の正社員採用も広がってきました。この好機を生かす秘訣を探ります。