「ぬいぐるみに紛失防止タグ」「位置情報を不正取得」。殺人事件も起きてしまった…危険な《AirTagストーカー》を防ぐ"スマホ設定方法"
2025年末、水戸市でネイリストの女性が殺害される事件が起きた。捜査の結果、被害者の自宅にあったぬいぐるみから紛失防止タグが発見された。
女性の好きなキャラクターのぬいぐるみは、テーマパークの運営会社の名前で、被害者の実家に懸賞当選者へのプレゼントを装って置かれていたものだった。
事件に関して、ぬいぐるみを送りつけて位置情報を不正に取得していたとして、容疑者の男が逮捕されている。2人は24年に交際していたものの、その年のうちに関係を解消。ところが男は、昨年の夏頃に復縁を求めるメッセージを複数回送ったり、女性の知人に自宅の場所を聞き回るなどのストーカー行為に及んでいた。
離婚調停中、タグ入りぬいぐるみで特定も
紛失防止タグは本来、自分の財布や鍵等に付けて紛失を防いだり、子どもの見守りに使うものだ。
ところが、他人の持ち物などに許可を得ずに取り付けて居場所を特定する不正利用が相次いでいる。警察庁によると、紛失防止タグを悪用したストーカー行為に関する相談件数は22年から24年で3倍以上に急増している。
ぬいぐるみに紛失防止タグを入れる手口は珍しいものではない。22年には、離婚調停中、妻が居場所を隠していたにもかかわらず、夫が子どもとの面会時に紛失防止タグを入れたぬいぐるみを渡して自宅を特定した事件が起きている。
アイドルへのプレゼントにGPS機器等や盗聴器が仕込まれている例もある。人気VTuberグループ「あおぎり高校」は、24年2月にメンバー宛てのプレゼントにGPS発信器が仕込まれていたことを発表した。


















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