「晒し上げだ」「逆になんでこんな自信満々に断言できるのか」との声も…。ライブ痴漢騒動「キョードー大阪」異例対応のヤバさ

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ライブ中に痴漢被害を受けた、と訴える女性客のSNS投稿が話題になっている。これにイベント興行会社が客の投稿を直接引用しつつ、全面的に反論したことにより、その対応の是非が問われている(写真:HHImages/PIXTA)

ロックバンド「礼賛(らいさん)」のライブ中に痴漢被害を受けた、と訴える女性客のSNS投稿が話題になっている。これにイベント興行会社が公式サイトで、客の投稿を直接引用しつつ、全面的に反論したことにより、その対応の是非が問われている。

ネットメディアに長年携わる筆者は、あらゆるトラブルをめぐる、ネット上での企業対応を見てきた。その経験から言えば、今回の興行会社による反応はあまりに異例だ。

これまでの経緯を振り返りながら、気になるポイントを挙げつつ、問題視されかねない論点を考察したい。

何度も胸を触られ、スタッフに相談するも…

礼賛は、お笑いコンビ「ラランド」のサーヤさんが「CLR(クレア)」名義で、作詞と作曲、ボーカルを担当しているバンドだ。ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さん(バンド内での名義は「晩餐(ばんさん)」)らも参加した5人編成になっている。

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