日本人のパスポート保有率は約17%。“日本人の旅行離れ”や昨今の日中関係の悪化もあり、直接現地に足を運んで「今の中国」を肌で感じている人は決して多くない。
中国のハイテク化はさまざまなメディアで取り上げられている。しかし、その進化を体感して驚いたり衝撃を受けたりした経験を持つ人は限られているのかもしれない。
私は2025年12月、北朝鮮との国境都市を観光する目的で関空→青島→瀋陽→丹東。中国の国内線と新幹線を駆使して、4泊5日の1人旅に出かけた。本稿では最新の中国旅で私が驚かされた「中国の驚きの光景」について、ベスト3形式で紹介したい。
ベスト3位:あちこちで日本企業が頑張っている
緑色の瓶ビールで有名な青島(チンタオ)の空港内には、日本でお馴染みのセブンイレブンが営業している。店内は日本と同じで清潔感があり、飲み物コーナーにはアサヒビールのロング缶が約240円で販売されている(日本で買うと300円くらいする)。
レジ前には美味しそうな食べ物が並んでいた。肉まんは約60円。フランクフルトは約110円。肉厚の骨付きチキンは約330円。熱々のおでんも販売しており、大根も卵も昆布も1個あたり約60円……。
丹東を訪れた際は、ローソンが存在感を放っていた。目の前に北朝鮮の街並みが広がる「ローソン便利店」の隣には、北朝鮮人が働いている北朝鮮レストランが営業しており、私はローソンで買ったコーラ(500mlで約80円)を持って、通称「北レス」で本場の平壌冷麺(ピョンヤン冷麺)を美味しく頂戴した。
瀋陽駅前では『ユニクロ』と『吉野家』を発見。
公式サイトで調べてみたところ、ユニクロの2025年8月期の国内店舗数は計794店。中国の店舗数は937店(中国902店+香港35店)と、もはや日本国内よりも中国のほうがユニクロが多いのだ。
吉野家の2025年11月期の国内店舗数は1282店。海外店舗数は1026店で、この内の約6割弱を中国吉野家が占めているようだ。


















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