悔しいほど伸びていく人の「独学術」ベスト3

読書や講演通いは、こうすれば成果に変わる

私の場合は、5回以上読んでいる本もあります。そして、基本的に手放さないので10年以上前の本も本棚においていて、いい本は今でもときどき読み返しています。そこまでしてはじめて、インプットされるものがあるのです。

使わない限りは、自分のものにならない

2位 学んだことは愚直に使ってみる

次に大切なことは、学んだことを使ってみることです。そこでさらに重要なことは、最初は、愚直に書かれたまま使うことです。本やセミナーで学んだことは、いわゆる基礎です。ビジネススキルの基礎なのです。

最初からいきなり応用してはいけません。基礎をそのまま実践することで、身についていくのです。

たとえば、バーバラ・ミントの「考える技術・書く技術」の本を読んだときのことです。私は、愚直にそのとおりに事象を整理したり、演繹法、帰納法の論理展開を使って資料を作ってみたりしました。

簡単な例を出すと、この本の中では「メッセージの論理的な並べ方には4つの方法しかない」ということが書かれているのですが、その4つは次のとおりです。

・演繹の順序(大前提、小前提、結論)
・時間の順序(1番目、2番目、3番目)
・構造の順序(北から南、東から西、など)
・比較の順序(1番重要なもの、2番目に重要なもの、など)

 

それを読んだだけで済ませず、読んだ直後からその内容に従ってメールを書いたり、資料を作成するときに箇条書きをするときには、これらの順番を意識して使ってみます。そうすることで、ただ頭でわかったというだけでなく、身についていくのです。

私はデスクの横に本を何冊か置いていて、それらの本をときどき開いて使っています。例えば、コンサルタント向けのフレームワークが書かれた本があります。事象や課題を整理するときにその本に書かれたフレームワークを使いながら整理したりします。

「フレームワーク」と頭では一瞬わかっても、実際の使い方、使うシーンがわからないというようなことはよくありますよね。こうすることで、自分のものとしていきます。

仕事の場はもちろん、仕事以外の場でも使ってトレーニングすることができます。特に、電車の中の吊り広告はいろいろなトレーニングに使えます。資料作成の本を読んだら、吊り広告を見て評価してみるのもひとつです。

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