なんかイガイガ…「喉の不調」に効く漢方2選。風邪や使い過ぎには"桔梗湯"、マイコプラズマ肺炎や長引く咳には"麦門冬湯"
この薬は、最近よく耳にするマイコプラズマ肺炎による咳にも効果的です。マイコプラズマ肺炎は数年周期で、爆発的に発生してニュースになりますね。実はこの病気の流行が、4年に一度のオリンピックイヤーだと知っていましたか? 医療関係者の間では、「今年はマイコプラズマ肺炎の患者さんが多いな。そうか、オリンピックの年か」といった会話が交わされるのです。
ドライアイやドライマウス、乾燥肌にも
麦門冬湯の活躍の場は、風邪だけにとどまりません。体の乾燥によって起こるさまざまな症状に応用できます。
たとえば、シェーグレン症候群という病名を耳にしたことはないでしょうか。これは、目や口などの粘膜が乾燥してしまう免疫疾患で、ドライアイやドライマウスなどの症状が出るのが特徴です。目や口が乾燥して仕方ないときに、この薬が症状緩和に役立ちます。さらに、便が固くなって出にくいときや便秘の際も、この薬が助けてくれます。
どちらも腸内の乾燥が原因なので、麦門冬が粘膜を潤せば、便が大腸を滑りやすくなるのです。その効果は体全体に行き渡りますから、乾燥肌で困っている方にも役立つでしょう。
ちなみに、ゴホゴホと湿った咳がいつまでも続き、体力が落ちているときは、竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)があります。数時間で咳が減り、だるさも治まっているでしょう。
また、「胃の不快感がある」「むくみが出てきた」「ふらつきがある」「動悸がしてきた」などの症状が出たり、その他の気になる変化があらわれた場合も、すぐに相談しましょう。
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