なんかイガイガ…「喉の不調」に効く漢方2選。風邪や使い過ぎには"桔梗湯"、マイコプラズマ肺炎や長引く咳には"麦門冬湯"

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本稿では、「人生が変わるお守り漢方」として、おすすめの漢方薬の中から2つをご紹介します。

なお服用に際しては、漢方薬の効果には個人差があり、服用する方の健康状況や体質(証)などに影響されること、また、同じ症状でも医師・専門家によって処方が異なることもあり、効能の感じ方が変わることがあります。

桔梗湯
喉の腫れ、いがらっぽさに
成分:甘草、桔梗
桔梗
(イラスト:竹田嘉文)

最速で効くおいしい喉薬

漢方薬には速効性がありますが、その中でも最速で効くのがこの桔梗湯です。桔梗湯の効果がもっともわかるのは、風邪で喉の不調があるとき。

「エヘン」と咳払いをしたくなるような喉の違和感や、なんとなく喉がイガイガする状態のことですが、こんな症状に桔梗湯はぴったりです。

お湯に溶かした桔梗湯を口に含んでゴロゴロとうがいをして、ゴックン。するとすぐ、軽い喉の痛みなら「あ、楽になってる!」と感じるはずです。

私が診察室でこの薬を出す際には「飲んだら、すぐ楽になりますよ」と言い添えるのですが、半信半疑で受け取った患者さんから「先生、あんなに早く効くと思いませんでした!」という反応をよくもらいます。

もうひとつ桔梗湯には、漢方薬のイメージをくつがえす特徴があります。

それは、甘いこと。

秘密は、桔梗湯に含まれている甘草です。甘草は、砂糖の5倍から10倍もの甘さがあるといわれる生薬なのです。しかも桔梗湯には、甘草と桔梗の2種類しか処方されていませんから、甘草の味がより全面に出ています。

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