なんかイガイガ…「喉の不調」に効く漢方2選。風邪や使い過ぎには"桔梗湯"、マイコプラズマ肺炎や長引く咳には"麦門冬湯"

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ひとつは体を乾かす作用がある半夏。もうひとつが、体を潤す麦門冬です。この2つがお互いを補い合い、空咳の原因となっている「気逆(きぎゃく)」という症状を鎮めてくれるのです。

体を潤しながらいつまでも続く咳を鎮める

「気逆」とは、本来は下に流れるはずの気が逆流し、上昇することをいいます。この気逆は、体の臓器ごとに起きるのが特徴です。胃腸で起きれば吐き気に、横隔膜で起きればしゃっくりになります。また、気逆によって血の巡りが上に向かって逆流すれば、「のぼせ」になり、さらには、めまいや頭痛を引き起こします。

では空咳が続くとき、気逆はどこで起きているかというと肺や気管支です。そこに気逆を抑える生薬、半夏を投入すれば、咳は止まってくれます。

ところが、半夏だけでは不十分なのです。この生薬には、体が乾燥しすぎるというデメリットがあるからです。そこで、麦門冬がアシスト。麦門冬は乾燥した粘膜に潤いを与え、体全体を乾燥から守ります。

この組み合わせにより、麦門冬湯は乾いた咳に特化した咳止めとなるのです。痰の切れが悪い咳にも効くので、いつまでも残る咳はこの薬で退治しましょう。

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