不調の8割は「血の巡り」、手足がヒヤッと冷たい人は要注意。なぜか"クヨクヨ""イライラ"するのも脳の血流不足のせい?
漢方の「健康な状態」は、気・血・水の巡りが良いこと
漢方では、「気・血・水」の3つの要素が人間の心身を構成していると考えます。これらは、体内を巡りながら互いに関係し合い、私たちの生命活動を支えています。
「気」とは、生命活動に必要なエネルギーです。漢方では、気には大きく分けて2種類あると考えます。生まれながらに持っている「先天の気」と、生まれた後に補う「後天の気」です。
後天の気は、食べものや飲みものを摂取したり、呼吸をしたりすることによって取り入れることができます。
気が不足して「気虚」になると、体が疲れやすくなったり、やる気が起きなくなったりします。また、気が滞って「気鬱(気滞)」になると、お腹が張ったりイライラしたり、あるいは、うつっぽくなったりする場合があります。
たとえば「通勤や通学ですでに疲れ、夕方にはヘトヘト」「好きだった趣味や運動をする気になれず、休日はゴロゴロして終わる」「仕事の効率が落ち、些細なことで苛立ってしまう」。
こんな症状があれば、気の巡りが滞っていると考えていいでしょう。
続いて、「血」とは血液そのものであり、全身の血液循環ネットワークを指します。血には酸素や栄養を全身に運ぶ大切な役割がありますが、実は精神を安定させる働きもあります。血が不足したり、血の流れが滞ったりすると心身にはあらゆる不調があらわれるのです。
漢方では、血が不足した状態を「血虚(けっきょ)」、血流が滞った状態を「瘀血(おけつ)」あるいは「血滞(けったい)」といいます。"


















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