「実家どうする?→民泊」の選択肢、自宅兼ゲストハウスにリノベ。二拠点生活で"帰りたくなる"まちづくりにも積極参加 山口県光市

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「木村家」の建物と山本さん、可部さん、古谷さん
昭和初期から製パン業を営んでいた「木村家」は、山本さんの妻の実家。築160年ほどになるこの建物も、リノベーションを経て、今はお惣菜や雑貨の店として営業している。写真は左から、山本さん、可部さん、古谷さん(撮影/古石真由弥)

建てた人のこだわりを生かしつつ、ゲストハウス仕様に

「小さいころは、うちの家は変わった家だと思ってて。今にして思えば、木造・瓦葺きが大半を占めるこの街の住宅の中で、RC構造の平らな屋根の家は珍しかったんですよね(笑)」と懐かしむ可部さん。

リノベーションを担当した社長の田丸亮(たまる・あきら)さんは、建物の第一印象について「建てた人のこだわりを強く感じるお住まいだなと思いました。リビングの暖炉横の石のあしらいも、この時代にはなかなかないデザインですよね」とひとこと。

同社の山本陽子(やまもと・ようこ)さんも、「今では希少なデザインガラスを使った建具なども多くて。刷新する部分とのバランスを見ながら、納まりを考える過程が楽しかったですね」と振り返ります。

リノベーションした可部さんの実家
外観の雰囲気はそのままに、サッシを断熱性の高い複層ガラスに変えることで快適な室内空間を実現。そのサッシの向こうには、室積の街と瀬戸内海を一望できる。写真は左から、I.D.Worksの田丸さん・山本さん、可部さん(撮影/古石真由弥)

老朽化のため急務だったトイレとサッシに加え、水回りを中心に古くなった設備は交換し、ゲストハウスとして使いやすいようにゆとりのあるデザインに。ダイニングとリビングの間にあった間仕切りの引き戸は外して、一体感のあるLDKに変更しました。

さらに、LDK横の部屋は和室をフローリングに変え建具を外して、土間続きの開放的な空間に。「広縁を解体したその下に現れた石畳は建てた当時のもの。土間の下に隠すのではなく、土間のデザインとして活かしました」(山本さん)

リノベ前の様子
リノベ前の様子(写真提供/I.D.Works)
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